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お久しぶりです。15upしました。

お久しぶりです。かなりの不定期更新ブログ、何週間ぶりだろう?
さてさて、新しく15をアップしました。
なぜかここが一番気に入ってます。
続きは早めに上げたいです。

最近絵の練習などしちゃっております。
あれですね。はまりだすと意外に朝と夜の感覚が・・・。
いや、ではではー!
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15

それは異形と呼ぶしかないほど変わり果てた人の姿だった。
腕だけが長さも太さも常人の倍はある。それだけでもう人とは呼べなくなっている。
「どうした?さっきから斬れてないぞ、模造刀かよ、その刀は。威勢が良かったのは口だけという訳か」
「違います。そんなあなたこそ、一発も当てれないのは余裕の表われかしら?」
互いに紙一重のところで攻防を繰り広げている。そんな中、早紀の攻撃は当たっているにも拘らず、斬れることがない。
電車内は必要以上に揺れ動く。終点の隻倉駅まであと二駅を残して。
「でも確かに、あなたの言う通りそろそろ終わりにしてもいいかもしれませんね。こんなの期待外れもいいところです」
「何だと?」
先程までほとんど話さなかった早紀は必要以上に説明をし始める。それは挑発も兼ねていたが、それ以前に呆れてしまったからでもあった。
「だから飽きたと言っているのですよ。少しくらい恐怖を感じるかと思ったら、冷や汗すら掻かないなんて話になりません」
「ふざけあがって!」
振り上げた拳はまたも空振りに終わる。
「じゃあ、受け止めてあげましょうか?あなたの拳」
それはさすがに予想外な返答だった。
じゃあ、なぜ今まですべて避けていた?
絶対に受けられない。一撃でもくらえば負けを意味する。それを目の前の少女はつまらなそうに受けると言いきった。
「なっ、分かっているのか?自分が何を言っているのか」
「自分が出来ないことは言わない主義です。早く来て下さいません?もうすぐ駅に着きますので」
後一分もしない場所に隻倉駅が見え始めている。
「ははっ、じゃあ死ね。バカが」
無駄な動きのない渾身のストレートは彼女の顔面を捉え、迫ってくる。対して早紀はその直線状に妃幻をまっすぐ伸ばしたままの姿勢で立っている。
凪花も乗客もが感じていた。
防げるわけがないと。防ぐほどの力があの華奢な体のどこにあろうか。
だが、刃と拳が触れ合った刹那、誰もがその異変に気付いた。
おきた風圧は車両内の窓ガラスを全て吹き飛ばし、二人の周囲を陥没させる。
そんな中、二人とも立ったままで、なぜか凪花の拳には深々と刺さる妃幻がある。
「硬化したこの手が、相殺だと?」
凪花はこの日のために全身に増幅の指南書と腕全体に硬化の指南書をつけてきていた。指南書といっても本という訳ではない。そこに埋め込んだキューブのような塊がその人の能力、つまり魔術の基となるのである。そのなかでもこの硬化の指南書は鉄よりも硬くなり、刃を一切通さないほどの強度を持っているはずだった。
「どうですか、受け止めてあげると言ったでしょ。ちょっとやり過ぎちゃったかもしれないですけど」
何なんだ、こいつは?高原からも何の報告も受けてない。白峰という名前は聞いていたが、男であり女だとは聞いてない。それにこいつのほうが俺よりもよっぽど化け物じゃねぇか。
凪花の顔に一筋の汗が落ちる。
「どうかしましたか?随分と顔色が優れないみたいですけど」
冷や汗?
初めて触れた感触。これが今まで触れたことがなかった恐怖という感覚なのか?
「あ、ははっ。いいぞ、女。そうか、これが恐怖か」
最早、怒りも何もかも忘れた。
あるのは恐怖と興味。
任務は関係ない。混り気のない闘争本能。
今はこの感覚と存分に楽しみたい。ただ、それだけ、それだけで良かった。なのに・・・。
「良かったですね。けど、もうお相手は出来ません。終わりましたから」
そう言うと敵に背を向け、刀を鞘に仕舞い込む。
その隙を凪花は逃さなかった。終わらせたくなかったのだ。初めて見つけた強豪を逃したくなかった。後頭部へ刺されなかった方の腕を叩きこむ。
「じゃあ、ごきげんよう凪花さん。もう二度と会う事もないでしょう」
カチン。
仕舞い込んだ音とともに凪花が止まる。そう、彼の拳は届かなかった。あとのほんの一拳分、前に出ていれば届いていたかもしれない。しかし、突き出された拳は無残にも彼女の髪を揺らすだけで終わった。
「なぜ、今頃になって・・・」
突き出した腕から肩、胴、腰、足へと順に斬れてなかった筈の傷口から血が噴出し始める。

あぁ、これで最後か。
薄々は感じていた。交わるたびにこの少女には勝てないのだろうと。
それでも本能が止めようとしなかった。
抵抗出来ることが美しく、踊りのようなその動きが可憐に感じた。
だからこそ自分の手で潰したかったのだ。
綺麗な花を押し花として留める様に。
真っ赤な花として彼女を自分自身の心に留めたいと。
だけどそんなことが叶う筈もない。
人という人を殺めるだけ殺めて自分だけ楽しもうとしたから天罰が下ったのだろう。
ここまで来てやっと見つけたというのに。それもまぁ、いいかもしれない。
「ふっ、最後の相手はお前みたいなガキだったとはな。まぁでも、それも悪くはないか・・・」

――だって今、こんなに気分がいいんだから。

言葉は徐々に途切れていく。そして、ドアが開いた頃には沈黙だけがそこに残っていた。

終わったよ。

テストが終わりました。
絵描きが始まりました。

テストが終わったと同時にペンタブを購入した次第です。
はまりすぎて徹夜が続いてます。
眠いです。以上生存報告でした。
プロフィール

白雲まくら

Author:白雲まくら
会社員となり、日々ストレスとの戦い。
また、睡魔を相手に日々戦っております。






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